全時代的な販売方法
昨日(2/25)ニュースとなった広島カープのチケット騒動。
元カープファンとしても球団側の現状認識の甘さと転売対策のダメさ加減にあきれてしまいました。
よく暴動にならなかったなぁと思っていたら、SNSには暴動寸前の怒号が飛び交う映像も。
その場にいた方は本当に大変だったと思います。
そもそも昨日は「窓口販売でチケットが買える人」を選ぶための抽選券を配布する日。
当選した人のみ3/1か3/2に再度球場へ足を運び、窓口でチケットが買えるという仕組み。
いやぁ、今時こんなシステムでチケットを販売するなんてびっくりです。
いつの時代なんだと首を傾げたくなります。
カープは今年からこの抽選方法を取り入れたようです。
購入するまでに2回球場に足を運ばないと買えないようにすること=ハードルを上げることで
客足が減るんじゃないかくらいに思っていたのではないでしょうか。
HPの「※抽選券は2,100名を超えても、ご来場されたすべてのお客様に配布します」という注意書きからも
伺えます。
実際には「行っても当たるかわからないから、当たる確率が高くなるよう」複数で並ぼうとした人も多かったのではないかと推測します。
抽選制にしたから余計に増えたのでは?
結局想定の倍となる5万人以上の人が集まり、マツダスタジアム周辺は大混乱となり大きなニュースと
なりました。
窓口販売はもういらない?
西武ライオンズのように厳しい転売対策を取っている球団もあります。
一方12球団の中で一番転売対策をしなければいけない球団であるカープが現状では全く対策を取っていないと感じます。
極論かもしれませんが、もう窓口販売はやらなくていいんじゃないでしょうか。
カープのチケットは球団の公式HPやローソンチケットやチケットぴあ、イープラスなどでも購入できます。
購入した人の情報が全くわからない窓口販売は転売ヤーからすると買ってしまえば転売し放題となります。
本当に見に行きたい人にチケットが行き届くようネットでの販売のみとし、本人確認も実施するくらいの厳しい転売対策を実施してほしいものです。
お客さんが少なかった時代を長く経験した球団としては客足を遠のかせるようなことはきっとできないのでしょうが・・
余談ですが、4年前まで勤めていたスポーツ新聞社では東京ドームの巨人戦チケットが毎試合のように来て、
取引先に売ることも仕事の一つでした。
定価で仕入れて定価で売るので利益はありません。
入社した当時はプレミアチケットで巨人阪神戦のチケットなんて取ってあげるととても喜ばれたものです。
でもつい5~6年前まではカープ戦のチケットは一番人気がなかったんですよ。
だから売れ残ってしまうことも多く、仕方なくカープ戦を見に行ったことが度々ありました。
今では考えられませんが・・
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