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安室奈美恵声帯を壊しての引退理由に思い出す中止となった横浜アリーナ公演

1月20日NHK総合で放映された「NHKスペシャル 平成史スクープドキュメント 第4回『安室奈美恵最後の告白』」。

昨年8月31日に収録されたインタビューで安室ちゃんが引退した理由として声帯を壊していたことを明かしました。

引退を決めるうえで最後に背中を押したものは何だったかと聞かれ

「ファンの皆さんの中に、いい状態の安室奈美恵を思い出として残してほしいなと思って。

やっぱり1つのゴール地点はそこだったりしたので」と答える安室ちゃん。

また「ちょっと声帯もいろいろ壊してしまって。そういう不安もあったりはしていたので。

そろそろ声帯も限界なのかなとか、声がうまく出ないなとか、そういうこともあったりしていたので」

と告白。

ナレーションでは「7年前に声帯を壊していた」と明かされました。

昨年の引退時には明かされていなかった事実に衝撃を覚えるとともに思い出されたのが

2011年11月6日「LIVE STYLE 2011」横浜アリーナ公演。

そう安室ちゃんの声の調子が悪く6曲歌い終えたところで、ステージ途中で中断、中止となった

あの日のこと。

7年前といえばちょうどその頃。

たまたま取れたチケットがその日で、安室ちゃんの異変を心配しながら見ていました。

当時ミニコミに寄稿していて当時のことを書いていたのでその文を下記に転載してみます。

 

「プレミアチケット獲得塾~コンサートへ行こう~」 

 

 

 これまでたくさんのライブを見てきましたが、昨年の秋初めての経験をしました。

 

 それは2011116日横浜アリーナでのことでした。翌日ニュースにもなっていたのでご存じの方も多いでしょうが、安室奈美恵の公演が途中で中止となったのです。開演前に判断され中止・延期となるケースはたまにありますが、一旦スタートした公演が中止となるのは珍しく私も初めての経験でした。

 

 公演スタートから確かに声が出しづらそうで、高音に関してはほとんど出てない状況に周りのファンも心配しながらライブを見守っていました。6曲目でダンサー達のソロパフォーマンスに一旦安室はステージから消え、その後衣装を替えた主役が戻ってくるのを期待していたところに男性の声で「公演の途中ですが、このまましばらくお待ち下さい」とのアナウンスが流れました。ただならぬ雰囲気に周りからは「安室ちゃん大丈夫かしら」の声・・。5分くらい待ったでしょうか、その後中止の場内アナウンスが流れ、すぐにスタッフの人と安室がステージに現れました。「体の調子はいいのだけど、声の調子が悪くて完璧なパフォーマンスができないので後日もう一度チャンスを下さい。」と安室自身が説明し、ファンからは温かい拍手が送られていました。公演の中止にブーイングの声をあげる人もいなく、安室の体調を気遣いながら会場をあとにするファンの姿に少し感動しました。

 

 振替公演は1227日と平日の夜になりました。日曜の公演の振替が平日となるのは会場や安室のスケジュールの関係で仕方のないことですが、どうしても平日の公演では行けなくなる人もいるでしょう。ただ多くのファンはなんとか調整をして振替公演に足を運ぶはずです。当初は広島公演がツアーファイナルとなる予定でしたが、この振替公演がファイナルになるとあれば、当日は相当な盛り上がりでしょう。そして最高のパフォーマンスを安室は見せてファンを喜ばせてくれていると思います。(2012年1月号)

もちろんこの後の振替公演に行きましたが、安室ちゃんは完璧なパフォーマンスを見せてくれて安心したのを覚えています。

それにしても「LIVE STYLE 2011」というツアーには様々な困難があったんですね。

スケジュール発表当初は5月からスタートする予定でしたが東日本大震災の影響で公演日や会場の変更、公演中止とスケジュールが大幅に変更されたツアーとなりました。

そんななか、声帯を壊していながら見事なステージを見せてくれた安室ちゃん、すごすぎます!

引退して生の安室ちゃんを見ることはできなくなりましたが、たくさんのライブ映像が残されているのは幸せなことかも。

今日は久々に「LIVE STYLE 2011」のDVDでも見ようかなっ。

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